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2025
07.10
社会保険料の算定基礎期間でした👀‼

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皆さんこんにちは🌞プリンです🍮
毎年3月から5月は社会保険料の算定基礎期間‼というのをご存じでしょうか👀
意外と知らない方もいらっしゃるので
わたしなりにご説明いたしましょう📝🖋
社会保険料とは、
医療費の負担軽減や老後の生活保障など、働く人々の生活を支える公的制度の費用のことです。
健康保険、厚生年金、介護保険、雇用保険などが含まれ、会社と社員が負担します。
病院へ行くと窓口で、3割負担で支払いをしますよね。
3割で済むのはみんなで社会保険料を支払っているからなんです。
ここで使用されるのは健康保険ですね。
また病気やけがで仕事に就けなくなった時も、雇用保険から
失業手当が賄われますね。
こういったものの総称が社会保険料です。
じゃあこの社会保険料、月給が20万円の人と50万円の人
それぞれから同額10万円の社会保険料を控除しましょう。
となったらどうでしょうか・・・
月20万の人・・・生活が厳しくなりますよね!?
給与に見合った控除額にしてくれよ!!
ということであるのが
【社会保険標準報酬月額】です!
Aさんは給与が30万円だからこのくらい控除ね!
Bさんは給与が40万円だからこのくらい控除ね!
Cさんは給与が50万円だからこのくらい控除ね!
といった基準となるものが社会保険標準報酬月額なのです。
じゃあ!!
Aさんの30万、Bさんの40万って
いつの給与を基準に決めるのよ!!って話ですよね。
それが、3月から5月にかけての算定基礎期間で決まるのです!!!
3月は大抵の企業が決算で繁忙期なのですが・・・
この3ヶ月の平均値の社会保険料は9月から適用が開始されます。
簡単に例文を出しますね☺
AさんとBさんの給与は同じで30万円、標準報酬月額も同じ30万円です。
同期で年齢も同じ35歳です。
Aさんの場合
3月残業しないようにして月給30円でした!
4月も残業しなくて月給30万円でした!
5月有給推奨日あったけど夏に使いたいから無給の休暇を取って25万円でした!
3ヶ月の給与の合計は85万円、一ヶ月平均28.3万円です。
そうすると、9月からの社会保険料は
28万円のランクの社会保険料が控除されることになります。
金額にして39,480円です。
30万円のランクのときは42,300円だったので3,000円ほど安くなります。
年で換算すると33,840円も安くなります!嬉しい!
Bさんの場合
3月たくさん残業して月給60万円でした!
4月はそこまで残業してないけど月給40万円でした!
5月は残業もしたし有給いっぱいとって長期休暇にして月給50万円でした!
3ヶ月の給与の合計は150万円、一ヶ月平均50万円です。
そうすると、9月からの社会保険料は
50万円のランクの社会保険料が控除されることになります。
金額にして70,500円です。
毎月50万円の給与が支給されればそこまで苦しくないでしょう。
ただもし、9月から閑散期、
体調不良でお休みしたのに有給が残ってない無給の欠勤が続く・・・
となって給与が30万円を下回る28万円の額面だったら・・・?
28万円-70,500円=209,500円・・・
(ここでは所得税を計算していないのでさらに28万円に対しての所得税が引かれます・・・)
とっても手取りが減っちゃうんですね・・・(´;ω;`)⚡
なので3月から5月は残業をあまりしないようにしましょう!!
と謳っている訳なんです・・・!!
(まあでも3月決算の会社が多いことを見越して
この3ヶ月に設定するのもどうなんだとおもいますよね・・・)ぼそっ
これは毎年おこなわれることですので
皆様も一緒に気を付けていきましょう~✌
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